・ゴムっていうとどんなものを想像しますか?
・身近なところにあるゴムというとタイヤ、輪ゴム、ゴムボール、消しゴムなんかでしょうか?
(実は消しゴムは最近はゴムじゃないのですが)
・そう、実はゴムというと黒いものが多いですが、色もいろいろあるし、やわらかいというイメージや伸びては戻るとかいうイメージが多いと思います。
(ゴムゴムの実のおかげで、ルフィーのイメージも多いかも)
・一口にゴムといっても、実はいろんな種類があります。
・しかし、改めて“ゴムってなに?”って問われると説明が難しいものです。
・一言でいうとゴムは高分子材料ですが、されに突き詰めると、
・大きくは2つの特性がゴムを特徴づけていると言えます。
- ゴム弾性を持っている
- 熱硬化性である。
① ゴム弾性って。
・ゴムのいわゆる伸びて戻る性能です。
・ゴムは力を加えると変形し、その力を除くと元の形に戻ります。その性質をゴム弾性といいます。
・また、そのような性能を持った素材のことをゴム弾性体とも言います。
② 熱硬化性である
・ゴムは熱を加えることでゴム弾性を獲得します。
・熱をかける前のゴム(生ゴムとも言います)は粘土のような感じで力を加えると変形しますが、力を除いても変形が戻りません。
・しかし熱を加えることで、化学変化を起こし、硬化することでゴム弾性を獲得します。
・このように熱をかけて、固まる性質のことを熱硬化性といいます